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SONY SEL1670Z 標準ズームの王道

Eマウントを使い始めたのが2012年12月。今更ではありますが、Carl ZeissブランドのSEL1670Zを入手しました。

今まで購入しなかった理由は、F4と特に明るいわけでもなく、Vario-Tessarなので特に高画質なわけでもなく、価格はそこそこ高いからです。しかしデカ重レンズ2本(SEL90F28G & SEL70300G)を買ったこともあり、フィールドワークでは小型で開放から使える標準ズームが必要になったわけです。つまりボディ2台、レンズ2本でレンズ交換なしで行けるように。

実際、16mm(Equiv. 24mm)スタートというのは超広角としては歪みによる不自然さを強く感じないギリギリと思っているのでとても使いやすい。

A6300とA6000であれこれ撮ってみた感想。

軽くてコンパクト、質感も悪くない。フードはちょっと安っぽい。
新しいせいかズームリングの動きが渋い。今のところ動画でのズーミングは難しい。
開放から不満のない画質。24MPでも解像感は十分。
色乗りも良くゴージャスな感じ。
ボケは特に綺麗ということはない。やや2線ボケの傾向がありそう。
ワイド端の歪曲収差は大きめだがレンズ補正で問題なし。
逆光には強い。ライブハウスの強い照明や太陽を入れてもゴーストは少ない。
AFはほぼ無音で合焦速度も通常の被写体なら何ら不満はないが速い動き物はちょっと難しいかもしれない。
手ぶれ補正の効果はあまり大きくなさそう。慣れの問題かもしれない。
必要十分に寄れる。

ということでバランスの良い小型標準ズームと言えそうです。もうちょっと安くすると、Zeissブランドと逆光耐性が無くなるのでしょうね。

SEL1670Zの開封レビュー。

大口径単焦点レンズのみで撮っていますので、いつもとはちょっと違った絵になっています。